マレーシアにMM2Hで移住すると、日本ではなじみのないイスラム行事や祝日に出会います。
そのひとつが、「Maulidur Rasul(マウリドゥル・ラスール)」とよばれる、預言者ムハンマドの誕生日を祝う日です。
毎年日程は変わりますが、今年2025年は本日9月5日(金)がその日にあたり、マレーシアでは祝日となります。
預言者ムハンマドとは?
イスラム教は、世界でおよそ20億人が信仰する宗教であり、その創始者であり最後の預言者とされるのがムハンマド(570年頃~632年)です。
彼はサウジアラビアのメッカで生まれ、幼くして両親を失い孤児として育ちました。
40歳のとき、神(アッラー)から天使ガブリエルを通じて啓示を受けたとされ、その体験がイスラム教の始まりとされています。
ムハンマドは、人々に唯一神アッラーを信じること、貧しい人々を助けること、そして正義を守ることの大切さを説きました。
彼が生涯を通じて受けた啓示は弟子たちによって記録され、後に「クルアーン(コーラン)」としてまとめられました。
ムハンマドは神そのものではなく、あくまで「神の使者」とされており、その生き方や言葉は、今もなお世界中のイスラム教徒にとって信仰生活の模範となり続けています。
マレーシアでのムハンマドの誕生日の祝い方
サウジアラビアなど敬虔な保守派の国では、「預言者を神格化する恐れがある」として、祝わない場合も多いそうです。
シーア派が多いイランなどでは、逆に盛大に祝われるとか。
マレーシアは人口の約6割がマレー系のムスリムです。
マレーシアでは、盛大ではないですが、お祝いされます。
1. モスクでの祈りと講話
各地のモスクでは、特別な祈りや講話が行われます。
どこのモスクも、いつもより多くの人で賑っています。
2. 国主催の式典
クアラルンプールでは、国王や首相が出席する公式式典が開かれます。
イスラム社会への貢献者が表彰されるなど、国を挙げて行われる厳かなイベントです。
ニュースで映像が流れることも多いので、ぜひ見てみてください。
3. パレード(行進)
以前は各地で大規模なパレードが行われていたそうです。
近年は特に都心ではパレードは縮小傾向にあり、モスクでの宗教行事中心になっています。
ただ、地方都市では今でも見られることがあります。
まとめ
本日は、ムスリムにとって大切なムハンマドの誕生日です。
マレーシアに移住すると、祝日の多さにびっくりしますが、何の日かを知るとよりマレーシアが理解できますね。
もしモスクに足を運ぶ際には、肌や髪(女性)を出さない格好で行ってみてくださいね。