マレーシアには女性首相はいる?歴代首相の有名人物とそのエピソード

マレーシアには女性首相はいる?歴代首相の有名人物とそのエピソード

2025/10/24(金)
先日、日本では初の女性首相が誕生して話題になりましたね。

では、MM2Hビザでみなさんが来られたマレーシアではどうでしょう?

実は...マレーシアにはこれまで女性首相はいません。

マレーシアは立憲君主制の国で、国家元首は「国王(Yang di-Pertuan Agong)」、行政のトップが「首相(Perdana Menteri)」です。

1957年の独立以来、これまでに10人の首相が誕生していますが、全員が男性です。


ただし、2018年にはワン・アジザ・ワン・イスマイル氏が初の女性副首相となり、大きな話題を呼びました。彼女は、現首相の奥さんなんです。

マレーシアでも女性リーダーが政治の表舞台に立つ日は、少しずつ近づいているのかもしれませんね。

マレーシアには女性首相はいる?歴代首相の有名人物とそのエピソード


印象的な3人の首相

ここでは、そんなマレーシアの歴代首相の中でも、
特に印象的な3人の首相をご紹介します。


1.トゥンク・アブドゥル・ラーマン(在任:1957〜1970年)

1957年、マレーシア(当時はマラヤ連邦)はイギリスから独立しました。
その時の初代首相が、トゥンク・アブドゥル・ラーマン。
彼は「独立の父(Bapa Kemerdekaan)」として今も国民に愛されています。

独立宣言の日、クアラルンプールのムルデカ広場で、
彼はマイクの前に立ち、3回「Merdeka!(独立!)」と叫びました。

民族や宗教が違っても、共に生きる「多民族国家マレーシア」の礎を築いた人物です。

温厚で人望が厚く、「みんなで幸せになろう」というスタンスを最後まで崩さなかったリーダーでした。

ちなみに、マレーシアのお札の人物にもなっていますよ。

2.マハティール・モハマド(在任:1981〜2003年/2018〜2020年)

マレーシアの首相といえば、真っ先に名前が挙がるのがこの人ではないでしょうか。

1981年から22年間も首相を務め、なんと2018年には93歳で再登板!
世界最年長の首相としても話題になりました。

彼が掲げたのが「ルック・イースト政策(Look East Policy)」。
日本や韓国の勤勉さや技術力を学んで、国を発展させようというものです。

その結果、クアラルンプールにはペトロナス・ツインタワーが建ち、
行政都市プトラジャヤが整備され、今の近代的なマレーシアが誕生しました。

3.アンワル・イブラヒム(在任:2022年〜)

そして現在の首相が、アンワル・イブラヒム氏。
長年にわたる政治的な逆境を乗り越えて首相になった方です。

若いころはマハティール政権の副首相として期待されていましたが、
権力闘争で失脚し、何年も収監されるという波乱の人生を歩みました。
それでも諦めずに「Reformasi(改革)」を掲げ、ついに2022年、念願の首相の座に就きました。

教育、腐敗撲滅、国民の統合など、改革を次々と打ち出していています。
英語もマレー語も流暢で、国際舞台での存在感もあります!


第47回ASEAN首脳会議に伴う交通規制について

さて、日本の高市早苗首相は、この週末マレーシアがホストを務める第47回ASEAN首脳会議及び関連会合(2025年10月26〜28日)に出席するとのニュースが!
早々にマレーシアに来られて、アンワル首相と会うなんて嬉しいですね。

今回、この国際会議に伴い、大規模な交通規制が発生します。
すでに、多くの学校はオンライン授業などに切り替えて対応していますが、どうしても移動する場合は、現地の交通規制に関する報道を参考にしてくださいね。