年末年始が近づくと、人の動きが一気に増えるクアラルンプール。
マレーシアは比較的安全で治安が良い国ですが、この時期、実はスリや盗難被害も増えやすいというのをご存じでしょうか。
先日、マレーシアの日本大使館から在留邦人向けに注意喚起が出ました。
今回はその内容シェアします。
スリ被害が多い場所はここ!
大使館に寄せられている相談を見ると、被害が集中している場所はかなりはっきりしています。
・ブキビンタン周辺
・KLセントラル駅と直結モール内
・バトゥ洞窟周辺
・ムルデカ広場周辺
特にKLセントラルは、KLIAと電車でつながる交通の要。
空港利用の前後は気が緩みやすく、スリにとっては絶好の場所です。
人も多く、また在住者にとっては「いつも通っている場所」と気が緩みがちなので、気を付けましょう。
実際にあったスリ被害の手口(リアルです)
大使館が把握している事例を見ると、「あるある…」と思ってしまうものばかり。
・ブキビンタン駅で、エスカレーター中に不自然に近づいてきた男女グループ。気づいたらリュックの中の財布が消えていた
・ムルデカ広場散策中、背中に背負ったリュックのファスナーが開けられていた
・ホテルのエレベーター内という一見安全そうな場所で、現金入りポーチを抜き取られる
・パビリオン付近の狭い階段で、前後から挟み込むようにしてスマホを狙うグループ
これらの共通点は、「背中側にあるバッグ」「人が密集する場所」「一瞬の油断」。
在住者でも普通にやってしまいがちな行動ばかりです。
また、飛行機の中と空港でも盗難・紛失が発生しています
意外と盲点なのが、機内やKLIA空港内での被害。
・機内持ち込み手荷物から現金などが盗まれる
・パスポートを機内や空港で紛失し、入国できず日本に戻ることになったケース
現金・パスポート・クレジットカードは、頭上の収納棚に入れないのが鉄則。
必ず体に近い場所で管理しましょう。
今日からできるスリ対策
基本を徹底するだけで、被害リスクはぐっと下がります。
・貴重品入りバッグは必ず体の前で持つ
・リュックは人混みでは前抱え
・ファスナー付きバッグや簡易ロックの利用
・スマホを手に持ったまま歩かない
・エレベーターや階段でも油断しない(特に背後)
「観光客じゃないから大丈夫」ということはありません。
慣れている在住者も被害にあうこともありますので、注意しましょう。
もしパスポートを失くしたら?
万が一、パスポートを紛失・盗難した場合、
・再発行または帰国用渡航書の取得
・マレーシア出入国管理局での手続き
が必要になります。
しかも、紛失届を出した時点でそのパスポートは失効。あとから見つかっても使えません。(家の中から出てきたケースも多いとか...)
さらに注意点として、パスポートは発行に2週間〜1か月以上かかります。
年末年始はさらに時間がかかってきます。
急ぎの場合は、帰国のための渡航書という選択肢があることも覚えておきましょう。
まとめ
MM2Hでマレーシアに住んでいると感じる通り、マレーシアはかなり安全な国です。
ただ、スリは確実に存在します。(どこの国も同じですね。)
MM2Hで長く住んでいるからこそ、気を緩めることなく、基本に立ち返って、自分と家族の身を守りましょう。
ちょっとしたスリでも、被害に合うとつらいものです。
マレーシア生活は、「何も起きない」のが一番。
どうか安全で、気持ちの良い年末年始を過ごしてくださいね。