私はマレーシアに住み始めて30年近くになります。そして、MM2Hのお仕事に携わって約20年になります。
30年近く住んでいると、「マレーシアは本当に変わったな」と感じることがたくさんあります。
昔は今のように日本のお店はほとんどありませんでした。
日本へ一時帰国するたびに、空のスーツケースを持って帰国し、日本食や日用品をスーツケースいっぱいに詰めてマレーシアへ戻ってきていました。
そのうちスーツケースだけでは足りなくなり、段ボール箱に詰めて持ち帰るようになったこともあります。
「これも買っておこう。」「あれもマレーシアにはないから持って帰ろう。」
そんなことを考えながら買い物をしていたのが懐かしく感じます。
当時は、シンガポールやタイへ行くたびに、日本のお店や日本食レストランの多さを見て、「いいなぁ、うらやましいな」と思っていました。お隣の国がとてもキラキラして見えていた時代です。
それが今では、本当に便利な時代になりました。
ドン・キホーテ、業務スーパー、ダイソー、イオン、伊勢丹など、日本でもおなじみのお店がマレーシアにあります。
日本食レストランも数え切れないほど増え、牛丼、ラーメン、回転寿司などのチェーン店も続々と進出しています。最近ではサイゼリヤもオープンし、「ここは本当にマレーシア?」と思うこともあるほどです。
先日、シンガポールへ行った際、宿泊したホテルの日本人スタッフの方からこんなことを言われました。
「マレーシアはおしゃれなカフェやレストランがたくさんあっていいですよね。私たちも時々、レストランを目的にマレーシアへ遊びに行くんですよ。」
その言葉を聞いて、とても驚きました。
実は私は、普段あまりおしゃれなカフェ巡りをするタイプではありません。それでも最近は、SNSでマレーシアのおしゃれなカフェやレストランを目にする機会が本当に増えたなと感じていました。
昔は私がシンガポールを見て「いいなぁ」と思っていたのに、今ではシンガポールに住む方から「マレーシアがいいですね」と言われるようになったのです。
30年前のマレーシアを知っている私にとっては、とても感慨深い出来事でした。
ここ数年は、マレーシアへ留学する方、働きに来る若い方、そしてMM2Hで移住される日本人の方も増え、それに伴って日本企業の進出もどんどん増えています。
昔から住んでいる私にとっては、新しい日本のお店がオープンするたびに、「今度行ってみよう」と思うことが、ちょっとした楽しみになっています。
日本へ帰ると、「マレーシアにドンキがあるの?」「サイゼリヤもあるの?」「そんなに日本のお店があるの?」と驚かれることも少なくありません。
もちろん、日本とまったく同じ生活ができるわけではありません。
それでも30年前と比べると、生活の便利さは大きく変わりました。日本企業の皆様のおかげで、日本人にとって本当に暮らしやすい環境になったと感じています。
マレーシアは物価や気候だけでなく、生活環境そのものが年々変化しています。
30年近く住んできた私だからこそ言えることは、「今のマレーシアは、昔よりずっと住みやすくなった」ということです。
これからマレーシアへの移住をご検討されている方には、ぜひ一度、今のマレーシアをご自身の目で見ていただきたいと思います。きっと、皆さんが想像している以上に暮らしやすい国だと感じていただけると思います。