豊かな布文化を持つマレーシア。マレーシアに来るとまず目をひくのは、美しい民族衣装ではないでしょうか。
中でも「ソンケット(Songket)」は、マレーシアの伝統工芸品の中でも特に格式高い織物。
本物のソンケットは、金や銀の糸で織り込まれてきらびやか。思わず見とれてしまう美しさです。

ソンケットとは?マレー文化が詰まった織物
ソンケットは、マレー民族を中心に受け継がれてきた高級織物で、特にマレーシア東海岸のクランタン州やトレンガヌ州で有名です。
絹やコットンの生地に、金属糸(かつては本物の金糸!)を織り交ぜて模様を描いていきます。
伝統的には王族や貴族、結婚式や公式の場で着用されることが多く、その豪華さから「織物の宝石」とも呼ばれています。
現在ではファッションアイテムやインテリアとしても人気があり、お土産にも選ばれています。
大阪万博でソンケット!?
ソンケットといえば、今話題の大阪万博のマレーシアパビリオンは、ソンケットをモチーフにして、隈研吾さんがデザインしたんですよ。
パビリオンの中にある、「調和の木(Tree of Harmony)」には、まるで葉っぱのように、ソンケットの布が使われています。
とても美しいと評判ですので、ぜひ見に行ってみてくださいね。

バティックやティカットとの違いは?
マレーシアの布文化はソンケットだけではありません。他にも魅力的な布があります。
・バティック(Batik):ろうけつ染め技法で、ろうを使って布に模様を描き、染めるのが特徴。カラフルで個性的な柄が多く、リゾートウェアや日常着にぴったり。
・ティカット(Tekat):こちらは刺繍の一種で、ビロードのような生地に金や銀の糸で文様を刺繍します。主に儀式や伝統的な装飾品に使われています。
それぞれ手間のかかる手作業で作られており、マレーシアの職人技を感じられるアイテムです。
ソンケットをもっと知るなら「国立織物博物館」へ!
クアラルンプール市内にある「国立繊物博物館(National Textile Museum)」は、マレーシアの伝統布を学べるおすすめスポット。
ソンケットをはじめ、バティックやティカット、その他少数民族の布の歴史、製法、実物の展示までそろっていて見応えたっぷりです。
建物自体もコロニアル風の美しい外観で、写真映えも◎。入場料も大人RM2(≒66円)とリーズナブルなので、週末の散策にもぴったりです。
場所はムルデカ・スクエア近く。MRTパサルセニ駅からすぐなので、観光がてら気軽に立ち寄れます。
📍場所はこちら
まとめ:マレーシア文化をもっと楽しもう!
MM2Hでマレーシアに住むなら、現地の文化に触れるのも楽しみの一つ。ソンケットのような伝統織物を知ることで、マレーシアでの暮らしがもっと豊かで味わい深いものになりますよ。
お気に入りのソンケットを1枚、自分用や大切な人への贈り物に選んでみるのも素敵ですね。