マレーシア長期滞在ビザ(MM2H)で家族移住を考えるとき、一番気になるのはお子さんの学校選び。
特に、自閉スペクトラム症(ASD)やADHDなど、特別な支援が必要な場合は「どんな学校なら受け入れてくれるの?」「ちゃんとサポートしてもらえるの?」と心配になりますよね。
実はマレーシアには、発達障害や学習障害のあるお子さんを受け入れているインターナショナルスクールや支援センターがあるんです。
マレーシアの特別支援教育の現状と、おすすめの学校・支援施設をご紹介します。
マレーシアの特別支援教育の現状
マレーシアでは、ここ10年ほどで発達障害に対する認識が少しずつ進んできました。
特にクアラルンプール周辺では、インクルーシブ教育を掲げるインターナショナルスクールや、ABA(応用行動分析学)に基づいた療育・言語療法を取り入れた専門施設が増えてきています。
特別支援が充実しているインターナショナルスクール4選
1. ISKL(The International School of Kuala Lumpur)
ISKLは、マレーシアでも屈指の名門校。学習支援と特別支援が充実しています。特別支援カウンセラーや心理士が常駐しており、自閉症や学習障害のお子さんにも対応可能です。
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「InclusiveEducation(インクルーシブ教育)」を掲げるNexusでは、SEN(Special Educational Needs)チームが常駐。教員の理解も深く、柔軟な対応が期待できます。
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3. AISM(Australian International School Malaysia)
オーストラリア式の教育をベースにしたAISMは、子どもの個性を大切にしながら支援する文化が根づいています。特別支援学級はないものの、対応可能な範囲で学習支援教員を配置して受け入れします。(※要相談)
4. Pine HillsInternational School
Pine Hillsは、発達障害のあるお子さんも、自分のペースで学習できるようサポート体制が整っており、学費も良心的です。学業だけではなく、コミュニケーション能力や自立心、自信を育むプログラムになっています。
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補助的に使える支援施設・療育センター
「学校だけでは不安」「放課後に療育を受けさせたい」という場合に併用可能な施設をご紹介します。
ASD、ADHD、学習障害など幅広いニーズに対応する学習支援センター。学習支援だけではなく、ソーシャルスキルトレーニング等もあります。
マレーシアで唯一日本語で発達相談が出来る場所です。遊びを通して子どもの可能性を引き出します。ミッドバレーガーデンズモールにあり、プレイグラウンドも併設されているので便利です。
まとめ
マレーシアで特別な支援が必要なお子さんと家族で移住する場合、しっかり情報収集すれば、安心して学べる環境を作ることが可能です。
上記に挙げた学校以外にも、多くの学校が特別支援を実施しています。事前に学校や施設と相談をし、見学や体験を経て決めるのがおすすめです。
お子さんの発達支援が気になって、MM2Hビザでの移住を迷っている方、また学校選びに迷っている方は、わたしたちJMマイセカンドホームコンサルタンシーまでご相談ください。お子さんの特性やエリアに合わせて、学校選びも一緒に行っていきましょう。