ヒジャブをかぶる理由とは
ヒジャブは、イスラム教の教えに基づいて、女性が「アウラ(肌や髪など見せるべきでない部分)」を隠すために着用します。
マレーシアでは多くのマレー系女性がヒジャブを日常的にかぶっていますが、これも「敬虔なムスリムとしてのアイデンティティを大切にしている」という表れなんです。
ただし、マレーシアではかぶる・かぶらないは個人の自由。かぶっていないマレー系女性もいますし、観光客や外国人に対して強制されることもありません。
ただしモスクなど宗教関連の施設では、必ずかぶらないといけない場合もあります。
さらに、スポーツブランドのアディダスやナイキからも、運動に適した素材で作られたスポーツヒジャブが販売されています。ランニングやジムなど、アクティブな場面でもヒジャブをかぶる女性たちをサポートしているんですね。
ヒジャブは今やおしゃれアイテム!
最近のヒジャブは、とにかくおしゃれ。色、素材、巻き方、使うピンなどすべてが自由で、ファッションの一部として楽しまれています。マレーシアのモールには、ヒジャブ専門店やファッションブランドがずらり。結婚式やパーティー用に華やかなヒジャブを選ぶ人もいれば、オフィス向けにシンプルで上品なものを選ぶ人も。
巻き方一つで雰囲気が変わるので、YouTubeやInstagramにはヒジャブの巻き方動画がたくさんアップされています。マレー系女性たちは、毎日違うスタイルを楽しんでいて、ほんとに素敵なんですよ。
まとめ
ヒジャブは単なる布ではなく、マレー系女性の「信仰」「アイデンティティ」「おしゃれ」が詰まったアイテム。マレーシアに住むなら、ヒジャブ文化を知ることで、もっと現地の生活が楽しくなりますよ。