【マレーシア移住者向け】マレー系女性が頭にかぶっている布って何?

【マレーシア移住者向け】マレー系女性が頭にかぶっている布って何?

2025/06/07(土)
MM2Hでマレーシアに住んでいると、街でよく見かけるのが、頭に布を巻いたマレー系の女性たち。その布、気になったことはありませんか?

これはヒジャブ(Hijab)、マレー語ではトゥドゥン(Tudung)と呼ばれるイスラム教徒の女性が身につけるスカーフのこと。髪を隠すためにかぶるもので、宗教的な意味を持ちながらも、今や欠かせないファッションアイテムの一部でもあるんです。


【マレーシア移住者向け】マレー系女性が頭にかぶっている布って何?

ヒジャブをかぶる理由とは

ヒジャブは、イスラム教の教えに基づいて、女性が「アウラ(肌や髪など見せるべきでない部分)」を隠すために着用します。

マレーシアでは多くのマレー系女性がヒジャブを日常的にかぶっていますが、これも「敬虔なムスリムとしてのアイデンティティを大切にしている」という表れなんです。

ただし、マレーシアではかぶる・かぶらないは個人の自由。かぶっていないマレー系女性もいますし、観光客や外国人に対して強制されることもありません。

ただしモスクなど宗教関連の施設では、必ずかぶらないといけない場合もあります。



実は、ユニクロやアディダスからも出ている!

最近では世界的なファッションブランドも、ヒジャブを取り入れたラインナップを展開しています。たとえば、マレーシアにも展開しているしているユニクロにも「ヒジャブ・コレクション」があり、通気性や着心地にこだわったおしゃれなヒジャブが揃っています。

さらに、スポーツブランドのアディダスやナイキからも、運動に適した素材で作られたスポーツヒジャブが販売されています。ランニングやジムなど、アクティブな場面でもヒジャブをかぶる女性たちをサポートしているんですね。



ヒジャブは今やおしゃれアイテム!

最近のヒジャブは、とにかくおしゃれ。色、素材、巻き方、使うピンなどすべてが自由で、ファッションの一部として楽しまれています。マレーシアのモールには、ヒジャブ専門店やファッションブランドがずらり。結婚式やパーティー用に華やかなヒジャブを選ぶ人もいれば、オフィス向けにシンプルで上品なものを選ぶ人も。

巻き方一つで雰囲気が変わるので、YouTubeやInstagramにはヒジャブの巻き方動画がたくさんアップされています。マレー系女性たちは、毎日違うスタイルを楽しんでいて、ほんとに素敵なんですよ。



【マレーシア移住者向け】マレー系女性が頭にかぶっている布って何?

まとめ

ヒジャブは単なる布ではなく、マレー系女性の「信仰」「アイデンティティ」「おしゃれ」が詰まったアイテム。マレーシアに住むなら、ヒジャブ文化を知ることで、もっと現地の生活が楽しくなりますよ。